導入の背景と効果
導入背景
施設利用者様の運動習慣づくりに期待
高齢者の外出機会の減少や運動機会の不足といった課題に対し、楽しみながら継続できる新たな運動・交流支援ツールとして「テレさんぽ」を県内市町で初導入しました。
まず、26年度は市内のデイサービス3カ所に設置し、名勝地の映像を活用した疑似散歩という新しい運動体験を提供する事で、無理なく施設利用者様の個別運動の機会提供と、コミュニケーションを通じた社会参加の促進を図ります。
また、職員によるレクリエーションの企画・実施における業務効率向上にも期待されています。
※1カ所目:千本デイサービスセンターは26年度5月〜7月末まで設置予定。
26年度 8月以降の運用スケジュール(予定)
●はらデイサービスセンター(期間:2026年8月~11月)
〒410-0312 静岡県沼津市原1200-3
●戸田デイサービスセンター(期間:2026年12月~3月)
〒410-3402 静岡県沼津市戸田1575-1
具体的な利用方法
| 目的 | 個別機能訓練加算の運用を開始するにあたり、日々のプログラム設計にテレさんぽを組み込んで活用 |
|---|---|
| 利用頻度 | 椅子を5脚並べ、約5名で毎日実施 お風呂の運用に合わせて4クール程度で入れ替え(結果として1日約20名が参加) |
| 利用タイミングなど | 実施時間:朝9:30頃(お風呂開始の時間帯に合わせて)から利用 流れ:座ってできるヨガ(呼吸法)→ 個別機能訓練の体操 → テレさんぽ |
| 個別機能訓練加算での運用 | メインの利用者を1名ピックアップし、ローテーションで実施 周囲の利用者も一緒に楽しみながら、メインの方にはスタッフが声かけ・付き添い テレさんぽ単体ではなく、体操・他運動と組み合わせて合計約15分/人の枠で設計(テレさんぽは約3分を目安に組み込み) |
- 職員の声
-
テレさんぽが運動メニューのマンネリ化を変える“きっかけ”に
導入後の成果
会話・交流の増加(回想・アセスメントに活用)
- 映像をきっかけに「昔ここに行った」「何を食べた」など、利用者の経験が自然に出るようになった。
- 普段発言が少ない方でも、行ったことのある場所だと会話に参加しやすくなった。
- 会話から居住歴・旅行歴などの情報(アセスメント)を拾えるようになった。
運動取り組み状況の変化
- 単調になりがちで飽きられがちだった足踏み運動を促しやすくなった。
機能訓練での活用状況と運用面の変化
- 足踏みなど、単調になりがちな運動でも、映像を見ながら進めることで取り組みやすくなった。
- 個別機能訓練加算の運用において、「今日のメイン利用者」を決めて声かけ・付き添いを行い、周囲の利用者も一緒に参加できる形で、機能訓練とコミュニケーションを両立できた。
- テレさんぽを含む複数メニュー(体操・他運動)を組み合わせ、約15分/人の枠で機能訓練を組み立てやすくなった。
施設運営・PR面
- 2026年5月に居宅のケアマネジャー等へチラシを配布・案内したところ、とても反応が良かった。施設の新たな取り組みをPRすることができた。
- 活動の見える化(写真付きの月次報告)にも組み込みやすく、施設の特色づくりに貢献している。
施設プロフィール
| 所在地 | 〒410-0867 静岡県沼津市本字千本1910-206 |
|---|---|
| 介護サービスの種類 | 通所介護(デイサービス)1日型 |
| 定員数 | 32名 |
| URL | https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/fukushi/kaigo/chiikishigenmap/area/area05/senbonday.htm |